2017バンコクマラソン参戦記⑦「ゴールに向けて駆ける想い」

折り返してからは一人旅。

前は折り返しの時に測った時間で1分以上の距離があり目視できません。周辺は明るくないので確認は困難です。あとペース的におそらく追うことはできないと判断して後方との距離感だけを意識して折り返しで確認。

後続との距離は約2~3分ほどの距離があると判断。

潰れ方次第ではまだ安全圏ではないと判断。後方にいるケニア人ランナーはたぶん抜かれそうだなという感じを受けたので、妥協はできないと思ってしっかり前を見ていまのペースを保つことに集中しました。

しかし、折り返しをして事件がおきます。

現在26kmをガーミンでは指しています。それまでそれほど大きな誤差がなかったのですが、
なんと22kmの看板が・・・。

 

はぁ?(゚Д゚≡゚Д゚)?

 

2年前にこのレースは大きな過ちがありました。なんとハーフマラソンで29kmを走らせるという大失態をぶちかましたことがあるのです。

この時によぎったのは万が一、この距離がオフィシャル解釈で誤っていたらと思うと4km長いことになる。すごいプレッシャーです。計算しながら体と相談して走っている身としては万が一長かったら死んじゃうと思うのですが、冷静に考えて行って帰ってのレースでハーフは誤差なかったんだから大丈夫。

そう言い聞かせてペースを緩めることなく単独3位を淡々と走っていました。

28km付近でスポンサーである株式会社コーウェル宮本さんと遭遇!

「がんばれ!ケニア人にまけんな!」

と熱いハイタッチをもらいました。

こうしてスポンサード頂いた方が後にあった時に喜んでくれる結果はなんだと改めて考え、わざわざ足を運んで一緒に来てくれた仲間や他のスポンサー会社代表の方々含めて、よりいい形でゴールテープを切らないとダメだ。そう再認識することができました。

この時点では前半に抱えたネガティブはなかったのですがネガティブになったり余計なことを考えてしまうようなトラブルがアジアの大会では大体起こります。

  • 折り返し以降の距離表示が一切あってなさそう(1kmもしないうちに2km置きの看板が出たりする)
  • 給水のコップの持ち方渡し方が悪い(コップを上持ちで渡すやつです)
  • 誘導が雑だったりしてない

34kmを超えてゴールを意識できる距離になったものの、距離表示が適当すぎて走っているペースをつかめない。でも感度として確実にペースが落ち出していました。後方がきになる。

3位を死守することがここまで来ると最大の課題であり、望みになるのですが、暗くて後ろをちらっと見ただけだと見えないし分からない。給水を通過する度に声援が僕の後ろで再び起きるのが少し怖かった。

気持ちはすでに早く終わって欲しいと願う気持ちが大きくなり正直集中をかいていた。
前に行こうとする気持ちよりも、抜かれないように頑張ろうとする気持ちの方が高く、体も一杯一杯に感じた。

体感的には4分ペース付近までラップは落ちて、38km超えてお腹がすいてきた。ハーフマラソンの選手とすれ違う度に起きる歓声や拍手が僕に向けられたものではなかったらどうしようなど、気持ちは複雑でそれほど体がグダグダだった。

40kmを超えると目視できる距離にランナーがいないことを確認し、3位を確信。時計を見ると2時間29分を指していた。

2時間37-38分くらいか?

このコンディションではよく走っているほうだ、そう思いながら残りの距離を走るのですが、最初スタート時に走ったコースと変わらないのに距離感がつかめない。ゴールがどこにあるか、あと何メートルなのかさっぱり分からない。どんな悪いレースでもそんなにないのですが、ラスト1kmの看板がないのだ!

時計はすでに想定したゴールタイムを超えかけている。その時に事件が起きた。

T字に分岐するラインでコースがどちらかわからないので遠目にどちらか指を指して確認を行った。しかし、曲がるか進むか判断しなければならないところでスタッフは一切反応しない。

直進する場合はゲートで狭くコントロールされた通りを抜けるようになっており、パッと見で曲がるだろうと思って体の舵を切りながら叫んだ

「どっちなんだ!!」

そしたら20mほど間違った方に進みかけたところで、こっちだというもんだから激怒してしまい、

「ふざけんな!!(激オコ)」

と声を荒らげてしまった。でもそれくらい後方との距離に自信があったとは言え、何が起きるかゴールまでわからないし、ましては指や声でなんどか確認したにも関わらず間違った方に進むまで誘導できないのはいくら言葉が伝わらないにしても怠慢だ。

正直アジアのレースではよくある。2015ダナン国際マラソンでもそうだった、前回のクチンでも。

体外のことはまあしょうがないとかいいかなとか思えるんですがさすがに勝負の世界でこれが発生するととても困るし、やめてほしい。日本の誘導スタッフは一生懸命だし、他人のことを考えてわかりやすくコーンを配置するなどコントロールするので助かる。

このレースでは2度コースアウトしかけたのですが、いずれも間違えそうな走路にコーンを置いておけば解決する問題ばかりだ。まあ、こんな緩さがタイらしいというかアジアらしいのですが。

結果、距離も想定より長く(ラスト2kmの看板からね)集中を欠いてしまい一番グダグダな時間を過ごし大きなロスになりました。もっと集中する環境作らないと困ります><

そしてやっと見覚えのあるゴール手前のカーブを発見し、ラストスパートを決めてフィニッシュに!

しかし、ゴールしてから糸が切れたようにダウン

アジアのレースでおまえいっつも倒れてるなw

とか言われそうですが、やっぱりこれだけ暑いと内蔵にくるダメージも大きくて疲労困憊なんですよ。

でもそのおかげでスポンサー会社の想いが大衆に知れ渡ったと思うことにしました。

結果は2時間41分25秒で総合3位、エイジでは1位と今できる最高の結果を残すことができました。

~~大会参加応援スポンサー様~~

■株式会社コーウェル様
http://www.cowell.co.jp
この度はタイ営業所開設おめでとうございます!

■FISソリューションズ様
http://www.fis-s.co.jp

■ゴーゴーカレー様
http://www.gogocurry.com

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