2017ゴールドコーストマラソン伴走参戦記① ~10km全力~

【ゴールドコースト伴走参戦記】

今回はクライアントの要望でゴールドコーストマラソン伴走のため、
オーストラリアゴールドコーストへ行って来ました。

5日もお時間いただき、クライアントの皆様には大変ご迷惑おかけしました。
重ねてお詫びいたします。

さて、オーストラリアは南半球なので季節は冬に入っています。

日中は大体20度から25度くらいでシャツ一枚でもすごせるけど、
夜になると寒いです。

日が上がるのも6:30くらいにならないと上がらないのに17:00ごろには暗くなりかけています。
オーストラリア渡航時のメリットは時差が1時間だけという点でしょうか?
おかげでハワイなどで感じる気だるさはなく、フライト中の睡眠で十分に回復しました。

今回はオーストラリアのメインエアであるカンタス航空(ワンワールド)でシドニー経由で行くことになりました。

ゴールドコーストマラソンを今後お考えの方は選択肢に
Jet Starでいくことも視野に入れた方がいいです。何故なら直通だからです。
成田→ゴールドコーストなので経由がなくスムーズに乗れたら安い上に速いです。たぶんこれが最速なんですが、LCCにはやはり課題があって、稼働率やトラブル次第で欠航もあり得るところです。

実際にオーストラリア在住のトライアスリートさんが使ったらトラブルで欠航して大変だったそうで、安いんだから仕方ないだろ!と言わんばかりに時間がずれたり平気でします。

LCCの良さはビジネスクラスにしてもメインエアの価格と大差ないというメリットもあるんですがもちろんですが待遇は塩対応です。

今回はカンタス航空でクライアントの御意志もあって快適な席でいくことができ本当に気楽で、車内の食事を眠りが深すぎて食べ損ねてしまいました。。。
フライト前からシャンパンなんて出るから悪いんです!

【ゴールドコースト到着】
ゴールドコーストマラソンは意外にどこに泊まるか?
という点で悩みます。何故なら、エキスポ会場とスタート会場(黄色の丸印)が全然違う方向にあるし、スタート会場付近は繁華街でも魅力のある場所でもないので街の中に泊まるのか、海岸沿いでちょっとロケーションのいホテルを選ぶのかで選択肢が分かれます。

私がクライアントのホテル含めてチョイスした結果はオレンジ色の丸がある場所で、ロケーションが良くて会場まで軽く走っていける場所にしたんですが、まあそれほど選択は間違えてはいませんが、この寒い季節にロケーション良くても海には入らないし、プールも寒い。
ということで夜遊びしたい方は繁華街がいいでしょうね。ホテルも安いし。繁華街はサーファーズパラダイスの通りのラインが繁華街です。

到着してすぐに行ったのはエキスポへ行くことに

地図の下側にあるピンクのマル印の場所がエキスポです。ホテルから7km先にあるエキスポへは走って行くことに。メイン道路をまっすぐ走るだけで簡単だったので困ることはなかったのですが、みるみる日が落ちて来て、まだ16時ちょっとくらいでしたがもう暗くなりそうという雰囲気でした。

エキスポ会場はいわゆるビックサイト的ないろんな催事が行われる場所で行われており、
中に入るとわかるんですがさすがに歴史があって対応も東京マラソン並みにスムーズでストレスを感じることはありませんでした。日本語対応のスタッフもいるし、みんな話をまず聞こうとしてくれる姿勢には英語の苦手な私でもうれしく感じました。

エキスポ会場ですが東京マラソンのようなバラマキをしたり、なんでももらえるとかそんなブースは多くなく、あくまで購買やプロモーションが主体の会場です。なので、東京マラソンエキスポの楽しさや発見というのは改めて流石なんだなと感じるのです。

2017ゴールドコーストマラソンエキスポに行ってきた from KULIA on Vimeo.

エキスポでの登録と簡単なお買い物を済ませて、帰路にシューズ評論をしているランナーズパルスの南井さんと合流し食事をご一緒させていただきました。

【ゴールドコーストマラソン10km】
翌朝、5:30から走って現地へ
ゴールドコーストマラソンはフル・ハーフは日曜日ですが、10kmなどは土曜日に開催なのです。
伴走が主体ですが、私もその前日に10km頑張るということで参加して来ました。

スタートは朝早めで6時20分から開始です。なので3時には起きてお風呂入ったりカラダを暖める作業を行っていました。

ゴールドコーストマラソン10kmは簡単ではなく、地元の大学生が中心に非常にレベルの高い大人の争いになるため、おそらく30位以内に入るのが精一杯かと思っていました。

整列時はAグループの最前列でしたが、そのラインに並ぶランナーに脅威を感じませんでしたが、しばらくするとおそらく登録選手が目の前に80人くらいジョインしてきたのでこれを出し抜くのかとゲンナリしました。女性ランナーも混在だったので事故なくスタートできるか心配でした。

※この写真のように前に空いているスペースにぞろぞろとランナーが並びました。

【スタートから2km】
スタートした瞬間から前に女性ランナーが壁になっています。
やや強引に前に出ましたがやっぱりすぐに詰まって隙間を縫って前にでるのに2-3秒のスタートロスが発生しました。

なのでラインを割ってからは最前に出るためにややかかり気味で前に出たにもかかわらずすぐにペースが落ち着く。それくらい全体的なスタートが速く、その集団だけでも15名近い集団でした。

「これは耐えれるのか?」

入りをチェックしようとしたらスタート時のバトルで時計が誤作動したそうで止まっていました。
もうこれは行くしかないなと割り切って集団の最後尾で走ることに。

【2-5km】
ラップ確認ができなかったので自分の感覚で終盤まで耐えれペース感覚を妥協しない程度で模索していたらガンガン抜かれて、第2集団に吸収されてしまったんですが、それも速くてついていけない。
完全にボッチランになって前にいる集団を意識して気持ち切らさないように走っていたら5kmのタイム表示を発見。

「15:40」

想定より10秒速いタイムです。思ったより動いたなと驚くと同時にそれほど10kmを全力でこなすために練習も意識も積んでいなかったのでこっから5kmもあるのかと死にそうになりましたが、明日のクライアントの事を考えればここはしっかり我慢したい!と想い、すでに結構苦しいのですが粘りに入りました。

【5-7km】
苦しい時間です。さすがにスピード感も集団の力を使えずダウンしてきているのですが、前を見据えて一人でも拾えるように粘ろうと心に決めていたおかげで前から漏れてきたランナーを拾うことができたのですが、結局そのランナーと2人態勢で阿吽で入れ替わりスピードを維持しながら前からなるべく離れないように努めたんですが、先頭集団に最終ラスト3kmの折り返しで1分以上離されていました。

「はえー!」

わかってはいたんですがその後ろにも20人近いランナーが粘っていて僕はそこにいないんです。
序盤から土俵から追い出されて集団で勝負できないほど現状力がないことにも非常にショックを受けたんですが、マラソン練習してるんだし仕方ないと思うことにして、現段階では1秒妥協しないように走らないといけない!と心の隙間を埋める作業を常に繰り返して耐えていました。

【7-10km】
阿吽の入れ替わりが4セット終えたあたりで僕が前を引いているときに、

「あー、彼が前にでるな!対応できるかな・・・」

そんなことを考えているときにさほど大きな変化ではなかったのにゆらーっと離されてしまいあっという間に3~5秒程度の差が開いてしまい、開いてからペースを取り戻して再び粘れたんですが、全体のレースの運びでここがもっともだめなポイントで、
心の強さ次第で我慢できた一瞬だったのではないかと悔やんでます。

ここで生まれたマイナスはおおよそ5秒~6秒だったと思いますが、この瞬間を我慢すれば32分を切れたかもしれないと思うとここが自分の弱さです。

ゴールに近づくと抜けていた力を取り戻してきて活気のある応援を背に受けながら前に遅れてきたランナーをラストで刺すことだけを意識して前を追ってスパートかけました。

その結果、ラスト30mでかわすことができ1つ順位を引き上げてからゴールすることができました。

結果はこんな感じ

全体では30位以内を確かに目指していましたが、同年代に5人も負けてはやっぱり情けないといわざる得なくて、情けないのですが今の私にできる限界値の95%近い結果だと思うので精進するしかないです。

どんな距離もそうなんですが、距離が短いレースでは心の弱さで大きな差ができます。しかも、それを取り戻すことができず、瞬間瞬間が勝負なんですよね。

こうした駆け引きで心の強さをしっかりと出せるようにしないとだめですね。ほんとに。

次回はフルマラソン伴走編です

=KANATA=